総入金額と総資産の比較で資産運用の支出を把握する方法

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堅実な資産運用とファイナンシャルプランニングによる長期的な資産形成 ファイナンシャルプランニング
堅実な資産運用とファイナンシャルプランニングの基本を解説。計画的な投資で安定した未来を築こう。
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この記事を書いた人
ぴーすけ

某大学の建築学部建築学科住宅建築専攻を卒業し、お金についての知識が圧倒的に不足していると自覚し、資産運用についての勉強をし、資産運用の必要性を深く学ぶ。投機ではなく資産運用を座右の銘とし堅実な資産運用を実践中。
堅実な資産運用方法に焦点をあて独自の視点で価値のあるコンテンツをわかりやすく発信していきます。
保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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はじめに

資産運用を続けていくうえで、年間の支出や資産の増減を把握することは重要です。「総入金額」と「現在の総資産」を比較することで、資産の増減や支出傾向を大まかに把握できるため、今後の計画に役立てることができます。

具体的な手順

1. 総入金額の確認:過去の入金履歴を合計し、現在までに投資や積立に入れた総額を確認します。

2. 現在の総資産(含み損益込み)の確認:運用中の資産の最新評価額(含み損益込み)を確認します。

3. 総入金額から総資産を引く:この差額を計算することで、年間での資産の増減や支出傾向を概算することができます。

実例:総入金額164万円、現在の総資産126万円の場合

たとえば、総入金額が164万円、現在の総資産が126万円の場合を考えてみましょう。この場合、以下の計算で年間の資産減少額を算出できます。

総入金額:164万円

現在の総資産:126万円

資産減少額(年間支出の概算)

164万円 – 126万円 = 38万円

この例からわかるように、年間で約38万円が資産から減少しています。この減少額には、生活費や突発的な出費に加え、運用による増減も含まれます。

具体的な活用方法

年間支出の把握:資産減少額が大きい場合、生活費や突発的な出費が資産に与える影響がわかり、支出の見直しのきっかけになります。

資産運用の効果確認:総資産に含み損益を加えることで、運用成果を含めた実際の増減がわかります。プラスであれば運用が支出を補っていることがわかり、マイナスなら運用方針の見直しが検討できます。

積立の補填効果:毎月7万円を積み立てている場合、この積立金が支出を補填して資産を維持できるかも判断材料になります。この例での年間減少額は38万円なので、毎月7万円の積立は年間84万円(7万円×12ヶ月)となり、年間支出を十分に補うことが可能です。

注意点

この方法で得られるのはあくまで「資産の増減」であり、支出のみを正確に反映するわけではありません。正確な支出を知りたい場合は、収入と支出を別途記録し、資産の増減と合わせて確認するのが理想です。

このように、総入金額と総資産の比較は、年間の資産の動きを可視化し、支出と運用成果をバランス良く管理するのに役立ちます。

免責事項

本記事は資産運用や支出の管理に関する情報提供を目的としています。掲載されている内容は一般的な情報であり、個別の投資判断を行うものではありません。具体的な投資や資産運用に関しては、必ずご自身で確認の上、専門家に相談されることをお勧めします。

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