はじめに
筆者は2024念7月現在、源泉徴収ありの特定口座(FolioROBOPR)に現時点で年率24.7%に平均毎月5万円積み立てて運用中です。
また、NISA口座で現時点で年率12.7%で毎月2万円こちらはアクティブファンドとインデックスファンドを小分けにして積み立てて運用中です。
特定口座のに年率24%月7万円を積み立てる方が、特定口座に年率24%5万円とNISA口座年率12.7%に2万円を分けて積み立てるよりも含み益と売却益ともに高くなるか計算してみましょう。
投資を始める際に重要なのは、どのようにして最大限のリターンを得るか、そしてリスクをどの程度管理するかです。特に特定口座とNISA口座という異なる投資枠組みについて、どちらが筆者にとってより有利な選択なのかを比較してみたいと思います。
1.特定口座に5万円とNISA口座に2万円を分けて積み立てる場合の計算
元本84万円
特定口座では年率24.7%の金融商品に月5万円を積み立てています。これにより、年間の収益は次の通り計算されます:
5万円 × 12ヶ月 × 0.247 = 14.82万円 ①
一方、NISA口座では年率12.7%の金融商品に月2万円を積み立てています。これにより、年間の収益は次の通り計算されます:
2万円 ×12ヶ月 × 0.127 = 3.048万円 ②
これらを合算すると、特定口座とNISA口座の合計年間含み益は約17.868≒18万円となります。
次に現時点でそれぞれの金融商品を売却し、含み益がそのまま売却益になったと仮定したときの手取りを計算します。
特定口座①14.82万円−14.82×20.315%=11.809317(手取)➂
税率20.315%は2024年7月現在
NISA②含み益=手取り=3.048万円(手取)④
③+④=11.809317+3.048=14.857317≒15万円(手取)⑤
2.特定口座に月7万円積み立てる場合の計算
元本84万円
もし特定口座に月7万円を集中的に積み立てた場合、年率24.7%の金融商品により得られる年間の収益は次の通り計算されます。
7万円 ×12ヶ月 ×0.247 = 20.604万円 (含み益)
次に現時点でそれぞれの金融商品を売却し、含み益がそのまま売却益になったと仮定したときの手取りを計算します。
20.604−20.604×税率20.315%=16.4182974≒16.5万円(売却後の手とり)➅
税率20.315%は2024年7月現在
収益の比較と考察
⑤と⑥を比較し、前述の計算から明らかなように、年率24.7%の場合特定口座に月7万円を積み立てる方が、年率24.7%の特定口座に5万円と年率12.7%のNISA口座に2万円を分けて積み立てるよりも含み益と売却益ともに高くなります。特定口座の高い年率が影響していますが、一方でNISA口座は税制優遇の恩恵を受けることができるため、その点も検討すべきです。
まとめ
投資は自分の目的やリスク許容度に応じて選択するものです。特定口座に集中して積み立てることで高いリターンを追求するのも有効な戦略ですが、税制優遇のNISA口座を利用することでリスクを分散しつつ、将来の資産形成を支援することもできます。自分の状況に合った最適な選択をするためにも、一旦筆者のように実際に計算してみるのも一案です。
ここのリターンが同じ場合はNISA口座の方が有利となります。
筆者は今まで積み立てたNISA口座はそのまま売却せずに運用し、遠分の間毎月7万円をFolioROBOPROへの集中投資に1本化しようと思います。
免責事項
この記事は投資に関する一般的な情報を提供するものであり、個別の投資アドバイスではありません。投資に関する意思決定をする際には、ご自身の財務状況やリスク許容度を考慮することが重要です。当記事の情報に基づく投資の結果について、筆者は一切の責任を負いかねます。
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